OSX(mavericks)でマウスを使わないための10の初期設定
OS 10.9.5 を使い始めたので最初に調べたことをメモします。
マウスを使わないで操作するために、デフォの機能やアプリをしこんでます。
1. システムを英語にする
スポットライトを多用しているので重宝する。
システム環境設定に移動するときに "ctl + space -> sys(と入力)" で移動できる快適さ。
Language & Region > Preferred Language をEnglish にする
2. google japanese ime をインストールする・使えるようにする。
何はともあれgoogle japanese ime
google ime をインストールする
% brew cask install google-japanese-ime
google japanese ime を使えるようにする
デフォルトはことえり。ことえりからgoogle japanese ime に変更します。
システム環境設定 > Keyboard > (Input Sources タブ) 左下の"+"(プラス)をクリック > English > Alphanumeric (Google) を選択して 右下 "add”をクリック > Japanese > Full-width Alphanumeric (Google) を選択して 右下 "add”をクリック > Half-width Alphanumeric (Google) を選択して 右下 "add”をクリック > Hiragana (Google) を選択して 右下 "add”をクリック > Katakana (Google) を選択して 右下 "add”をクリック
Japaneseとenglishの両方でgoogle ime を使えるようにしないと、ことえりが消えませんでした。
ことえりを消すには、Japanese、Englishの両方でgoogle ime を利用できるようにしないといけないようでした。
3. 顔文字辞書を登録する
顔文字をgoogle ime に登録します。文字だけだと冷たい感じになっちゃうので、chat tool などでは顔文字は必須だと思います。
matsucon.net さんの "@始まりを顔文字にする辞書"が好きなので使わせてもらっています。
ことえり、google japanese ime, ATOKの辞書登録の方法と対応OSについて詳しく書いてあるので一読すべしですな。
4. ソフトタッチでクリックにする
さくさく感がでます。あと、肩がこらない気がする。
システム環境設定 > Trackpad > (Point & Click タブ) Tap to click にチェックをつける
5. ドットファイルを表示できるようにする
ターミナルで以下のコマンド実行してドットから始まるファイルを表示できるようにする。
% defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles True % killall Finder
6. やっぱりドットファイルを表示しないようにする
しかし、デスクトップにもドットファイルが表示されてしまうとうざいので、ドットファイルを表示しないように戻した。
% defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE % killall Finder
7. システムのキーバインドをシェルスクリプト(emacs)風にする
スカイプとかブラウザのキーバインドもemacs 風にしたいのです。
どのアプリでもctl + h で一文字削除だと気持ちが良いものです。
Mountain Lion ではKeyRemap4MacBook という名前のツールで実現できたのですが、mavericks からはKarabiner という名前に変更していました。
とりあえずインストール
% brew cask install Karabiner
設定は下記の通り。バックアップをそのまま貼り付けただけ。
キーリピートのスピードもspeedup してる。
KeyRemap4MacBook とkarabiner でパスが違うので注意が必要。
#!/bin/sh # KeyRemap4MacBook の場合 cli=/Applications/KeyRemap4MacBook.app/Contents/Applications/KeyRemap4MacBook_cli.app/Contents/MacOS/KeyRemap4MacBook_cli # karabiner の場合 cli=/Applications/Karabiner.app/Contents/Library/bin/karabiner $cli set option.emacsmode_controlY 1 /bin/echo -n . $cli set repeat.wait 43 /bin/echo -n . $cli set repeat.initial_wait 350 /bin/echo -n . $cli set option.emacsmode_controlLeftbracket 1 /bin/echo -n . $cli set remap.jis_escape2eisuuAndEscape 1 /bin/echo -n . $cli set repeat.consumer_initial_wait 200 /bin/echo -n . $cli set private.app_terminal_esc_with_eisuu 1 /bin/echo -n . $cli set option.emacsmode_controlK 1 /bin/echo -n . /bin/echo
なお、karabiner のエクスポートは次のように取得する。
% /Applications/Karabiner.app/Contents/Library/bin/karabiner export > /var/tmp/karabiner.export.$(date +%Y%m%d).sh
シェルスクリプトを実行したらインポートされるので、定期的にエクスポートデータを取得するように仕込んでおけば良い
8. ブラウザのキーバインドをvi風にするエクステンション入れる
safari とchromium でvi 風にキーボードで移動する拡張をいれます。
safari
vimari一択でしょう。
2014/11 現在の最新バージョン1.10 ではLink Hint がいい感じに実装されてます。
chromium
vichrome がいいかな。debug mode の時に時々エラーをはいたりしますが、それ以外は素晴らしいです。
なお、chromium をmavericksに入れるのはcask つかう。
% brew cask install chromium
9. fn キーを押さなくてもファンクション機能つける
例えば、半角英数とひらがなをファンクションキーで変更するときに、F10 だけでよくする。
デフォルトはfn + F10
システム環境設定 > Keyboard > (Keyboard タブ) "Use all F1, F2, etc. keys as standard function keys" のチェックボックスにチェックを入れる
9. キーボードショートカットでウィンドウ位置を変更する(左右寄せ、上下寄せ、全画面)
MBPを主戦場にしているので、画面がどうしても狭くなります。
狭い画面を広く使えるように、アプリの力を借ります。
ウィンドウのサイズや位置を変更するのにドラックドロップを極力おこないたくないので、左半分に寄せる、右半分に寄せる、上下半分に寄せる、全画面表示にする、などにショートカットを割り当てます。
% brew install totalfinder sizeup
totalfinder はfinder のディレクトリをタブ形式で表示可能にするアプリです。
sizeup は表示してる画面を操作ができるツールです。
両方共ライセンスが必要だったはずで、それぞれ1000円程度すると思うのですが、その値段以上のパフォーマンスです。
ショートカットを割り当てるだけならsizeup だけでえんですが、totalfinderも便利なのでついでにここで紹介しときます。
一旦そんな感じで。
追記
2015/10/4 タイポを修正